コラム

「ふくろうクラブ」のご紹介

皆さんこんにちは。
すずき歯科医院です。

「超高齢化社会」と呼ばれるほど平均寿命が高くなっている、現在の日本。
その中で、いつまで健康的に過ごせるかという「健康寿命」を伸ばすことに注目が集まっています。

当院では、その健康寿命を伸ばすために、「ふくろうクラブ」と名付けた予防プランで、乳幼児期からお口の健康からサポートしています。

100歳までご自身の歯で食事ができるように!

今の日本には、ご高齢でも元気な方がたくさんいらっしゃり、なかには100歳を超える方も少なくありません。

お元気な方たちに共通していることの1つに「健康なお口」を維持していらっしゃる、ということがあります。
いつまでも健康なお口でいると、お食事や会話を存分に楽しむことができるため、栄養もしっかり摂取でき、脳も活性化します。
また、最近ニュースで多く取り上げられるように、お口の中の状態と全身疾患は密接に関係していますので、お口が健康=身体が健康、となるのです。

フッ素塗布とフロスの習慣づくり

最近のお子さんは、昔に比べてむし歯が減ってきています。
これは、人々の歯の健康に対する意識が高まり、フッ素塗布やデンタルフロスの使用による予防ケアが普及してきたことも大きく関係していると思われます。

フッ素を歯の表面に塗布することで、歯の再石灰化の促進、歯が溶けることを防ぐ、歯の質を丈夫するなどの効果が期待できるほか、最近の研究で、フッ素はむし歯菌の発育の抑制や、むし歯菌の酸を産出抑制の効果があることも分かっています。

とくに乳歯や生え変わったばかりの永久歯は、隙間が空いていたり、酸に弱い炭酸カルシウムなども多く混ざっていたりするため、非常に弱い状態です。
歯が生えてきたらフッ素塗布で歯を守ってあげましょう。

また、毎日の歯磨きの時に、歯ブラシに加えてデンタルフロスを使うと、むし歯や歯周病の原因となる歯垢の除去率が大幅にアップします。

年齢にあった予防ケア

歯が生え始めてからすべての永久歯が生え揃うまでの期間は、お口の状態に合わせた予防ケアが必要です。

先に述べたように、乳歯や生え変わったばかりの永久歯は弱いため、フッ素塗布が欠かせません。
また、永久歯に生え変わる頃は歯並びが乱れてくるため、歯磨きがしづらくなりますので、親御さんによる仕上げ磨きも念入りに行う必要があります。

大人になってからは、加齢や生活習慣などで歯ぐきが痩せていくため、歯周病予防が重要になってきます。

「ふくろうクラブ」の予防ケアで定期検診の習慣を

このように、生涯健康な歯で過ごすことは、いつまでも楽しく健康に過ごせることにつながります。
乳幼児のうちから定期的に歯科医院で検診を受けて、お口のトラブルの早期発見・早期治療、予防につとめましょう。

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